Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

2013-01-01から1年間の記事一覧

テキサス大学図書館米軍のJapan City Plans TMSデータ公開

この記事とかで言及してた、テキサス大学図書館米軍のJapan City Plans地図データ、全部できてませんができてる分だけ先行公開しました。https://github.com/tilemapjp/jcp_maps/サイト準備したりとか利用規約準備とか煩わされるのがウザいのでgithubでの公…

古地図をデジタルで扱う際のトレードオフ3要素&オープンソース版ちずぶらり作りました

がっつり古地図/絵地図を取り扱っていた前職から、細々と余暇でやってる現在まで、3年間古地図/絵地図を扱う技術に取り組んできましたが、独自技術から汎用技術までいろいろ扱ううち、古地図/絵地図をデジタル地図として扱う際には、同時には2つまでしか満た…

Making the library which can parse MBTiles by Browser JavaScript

In order for a map to spread as an expressive medium to the general public, I think that the single file format accompanied by MIME-Type is required -- it is like mp3 in a sound, jpeg in a picture, mpeg in an animation. I have considered S…

MBTilesをサーバレスでパースできるライブラリ作りました。

id:hfuさんと先日Twitterで以下のようなやり取りを行いました。コロッとした地図ファイルの仕様案 一部抜粋 地図が一般人の表現手段として根付くためには、画像や動画、音声と同様、コロッとしたファイル形式とmimetypeが必要だと思うのだけど、そのベースと…

主要3空間DBでの、空間Index, 空間検索SQL記述の違いまとめ

最近、業務ではなく余暇に複数人で地図系開発をしているため、開発者の構築可能環境が揃えられずバックエンドが選べない状況でした。 なのでバックエンドを抽象化しないといけなかったのですが、その結果Web開発系の主要3空間DBでの空間検索記述差がわかった…

『Japan City Plans』の投影変換は、ゴリゴリ計算ではなく歴史を巻き戻して解決しました。

前記事でお願いしたご協力ですが、自分でも効率的なアルゴリズムなんかは判らないものの、とりあえずパラメータ振ればいいんだろ、と半自動半手作業でパラメータ推定し、少なくとも局所最適の解も見つけたのですが、適用した結果はまだ納得のいくものではあ…

『Japan City Plans』古地図の投影系パラメータ推定にご協力お願いします

※ 本件、別途記事上げますが解決しました。ご協力ありがとうございました。数日前から@Say_noさんと、米軍の70年前の日本都市地域図、Japan City Plans 1:12,500 U.S. Army Map Service, 1945-1946をタイル地図化するための謀略を行っております。人手と時間…

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