Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

Stroly

Strolyの水戸案件『歴史講談 水戸漫遊』の何が「技術者倫理にもとる」ほど問題なのか

先日、Strolyのid:maechabinさんとTwitter上で少しやりあいまして、 なるほどそれであれば、水戸の案件のようにその目的から外れており、かつ技術者倫理にももとるような案件をまたやらかされるようであれば、違法で非人道的なこと含めそちらに受けた被害を…

Strolyに将来がない根源的な理由

以前から私は、2018年8月の財務状況とそれまでの投資状況から、2020年秋にStrolyに財政危機が来るのではないかと予測していて、そしたら案の定2020年10月に追加投資3000万円を得ていたので、するとまあ数ヶ月は延命できるので、次の危機は2021年初頭1月~3月…

緊急提言:行政だからこそ、プロプライエタリなStrolyではなくオープンなMaplatを使うべき

[注:本記事はほぼ同内容のQiita記事のシャドーです] 東京都が開催したスタートアップイベント、UPGRADE with TOKYOの情報が入ってきましたので、急遽その結果に対する提言を述べる記事を書くことにしました。 東京都副知事の宮坂さんのツイートによると、Ma…

オープンデータの文脈で見た場合の、StrolyとMaplatの比較について

先日、OpenStreetMap界隈の人とオープンデータやMaplatについて議論したけど、オープンデータの文脈でMaplatについて強調しておきたい点は、Strolyはオープンデータを消費するだけのプラットフォームにしかならないのに対し、Maplatはオープンデータを新たに…

Stroly社社長の高橋真知さんに、Strolyの競合技術比較と特許に関する疑義について内容証明を送りました

最近このブログで取り上げている、Stroly社と私のMaplatの間での競合技術比較(Maplatが「線を線に変換する」新機能に対応しました。実証サンプルとして宇野バスのバス運行路線図Webアプリ作成。 - ちずぶらりHackers)や、Stroly社の特許に関する疑義(Stro…

Maplat - Historical map viewer technology that guarantees nonlinear bijective conversion without distortion

This is html-based mirror of ICC2019 paper. Original paper is here: Maplat - Historical viewer technology that guarantees nonlinear bijective conversion without distortion from 恒平 大塚 www.slideshare.net and presentation slide is here: M…

己の対向部分でStrolyのパフォーマンスを超えていないのにStrolyを舐めてかかる連中に腹がたつ

連日Strolyを貶める投稿(もちろん嘘や誹謗中傷ではなく、事実を示して、ですが)をブログで続けている私ですが、それは私が開発しているMaplatで、技術の分野で、Strolyを上回る技術を開発しているという実績を既に残しているからです。 Stroly社の技術マネ…

Stroly社の特許の価値を検証してみる

Maplatの基本原理の申請中特許ですが、無事公開されていました(特開2019-91147)。 6月半ばには公開されていたというのに、審査請求しないといけないのに弁理士さんちゃんとチェックしといてくれよ...週1回くらいはチェックする言うとったやんけ...と言うわ…

[特許共同出願者募集その1]Maplat、Strolyなどで用いられるGCP登録の機械学習自動化手法案

MaplatやStrolyで古地図を扱うには、GCP(Ground Control Point)と呼ばれる、古地図上の座標と正確な地理座標を対応づける対応点データを多数整備する必要があります。 この対応点数点の周りでベクトル計算をすることにより、座標変換計算をするのが古地図座…

Maplatが「線を線に変換する」新機能に対応しました。実証サンプルとして宇野バスのバス運行路線図Webアプリ作成。

私の開発している古地図絵地図アプリMaplatですが、Maplatリリース0.5.2以降、MaplatEditorリリース0.3.2以降で、「線を線に変換する」機能に対応しました。 どういうことかというと、これまでのMaplatは古地図と正確な地図の対応を、例えば交差点と交差点と…

バズったので宣伝:古地図、絵地図で街歩きできるサイトを作れるオープンソース、Maplatをよろしくお願いいたします。

バズったので宣伝文化に則って、私の取り組んでいる古地図、絵地図で街歩きできるサイトを作れるオープンソース、Maplatを宣伝させてください。 え、バズって宣伝はTwitter文化でブログではそんなのない?知らんわそんなんこっちは認知あげるのに必死やねん…

Stroly社との関係改善取り下げ連絡全文

この週末にStroly社に内容証明で出した、関係改善の取り組みの取り下げを通知する連絡の全文をここに引用公開します。 なぜ公開したかについては、末尾に記載しております。 なお、本文読んでいただければわかる通り、当方からの能動的取り組みは取り下げま…

Maplatが特許申請しているのはStrolyからのスラップ訴訟対策のためだけです

Maplatは特許を出願していますが、そのことについて、年末のQiitaの記事で質問をいただきました。 特許出願中とのことですが、取得後Maplatの利用にどのような制約が生じますか? 別途許可を得ないと利用できなくなるかなと思ったのですが。 Maplatの特許申…

Strolyでは近い将来、地図のマッピングデータライセンス帰属が問題になってくるだろう

Strolyに関して、半年1年規模で近い将来に問題になってくるのが、地図のマッピングデータ(対応点情報やPOI情報等)のライセンス帰属がどこなのか、という問題だろうと思う。 オープンデータ企業を標榜している割に、Strolyはいまだかつてマッピングデータをオ…

正確な地図を、正確なままタブレットなどで扱える時代になりました

いとちり先生が、ハザードマップなどの正確な地図を、教育現場でも有用なタブレットなどでも見られるデータ形式にするためのTipsを公開されています。 4回連載です。 【連載】地理教師のためのハザードマップ料理法(1)PDFを画像ファイルに: いとちり 【連…

Strolyの数千件の地図収集アドバンテージをそこまで脅威に思わない理由

古絵地図プラットフォーム技術の普及で重要になるのは大きく2つの視点があげられます。 技術の優劣 収集した古絵地図コンテンツの量 このうち、1. に関しては、先の記事等で広範なStrolyとMaplatの比較をしつつ、個々の優劣はありつつも全般的にはMaplatの方…

StrolyとMaplatの長短比較

StrolyとMaplatの長所短所比較を聞かれることが何度かあったので、その際に都度答えた内容をいくつか組み合わせて、記事として起こしてみました。 全体として、技術的な面と運用的な面での長短に分けて記載します。 技術的な面での比較 双方の長短がわかりそ…

古地図アプリが紙の地図に勝つために:その1、みんなでワイワイ視点共有

以前、Facebookにも書いた話題の改題です。 私は以前Stroly(当時はちずぶらり)という古地図や絵地図の観光マップアプリの仕事してましたが、家族と鳥羽に行った時に自分の観光アプリ起動した隣で、大学生たちが大きな観光マップ広げて「どこいくー?」「私こ…

誰も伊達や酔狂で1億円企業と喧嘩なんかしねえよ

伊達や酔狂、ワガママでStroly社と争ってると思われてる節感じるけど、社員10人以上抱えて弁護士までついてる1億円企業相手に1人で喧嘩して怖くないわけないやろ。 あの会社が俺に対してなしたいまだに謝罪ない脅迫、騙しに対する怒りと、まだ開発中途だった…

Maplatのキーワードは、Strolyでは実現不可能な「非線形全単射投影の保証」

Maplatの会津若松版をSotM会津若松で宣伝したいと思って、現地で売りを列記したチラシを配布しようと思ったのだけど、念のため運営に確認したら、スポンサー代を払わないと現地でチラシは配れないと。 スポンサー代調達しようかとも思ったけど、やっぱキツか…

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