Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

MapBoxとZenrin提携が話題ですが、OpenStreetMap創設者Steve CoastのTomTom入りの方が世界的にはインパクト大と思う

前置き 私は某地図会社に勤めています。 その会社の中で、3年前の合流時よりこの会社はこういう方向に向かうべき、というアイデアを社内でことある毎に共有してきたのですが、個人レベルでおもしろいね、と言ってくれる人はいたものの、会社のアクションとし…

Maplat - Historical map viewer technology that guarantees nonlinear bijective conversion without distortion

This is html-based mirror of ICC2019 paper. Original paper is here: Maplat - Historical viewer technology that guarantees nonlinear bijective conversion without distortion from 恒平 大塚 www.slideshare.net and presentation slide is here: M…

ICC 2019 TokyoでMaplatの発表をしました

ただいま開催中の国際地図学会2019東京(ICC 2019 Tokyo)で、昨日(7月17日)Maplatの発表をしました。 www.icc2019.org Open Sourceカテゴリーの枠で発表したのですが、今日18日に古地図関係の枠がたくさんありました。 こちらで発表すればよかった...。 しか…

己の対向部分でStrolyのパフォーマンスを超えていないのにStrolyを舐めてかかる連中に腹がたつ

連日Strolyを貶める投稿(もちろん嘘や誹謗中傷ではなく、事実を示して、ですが)をブログで続けている私ですが、それは私が開発しているMaplatで、技術の分野で、Strolyを上回る技術を開発しているという実績を既に残しているからです。 Stroly社の技術マネ…

Stroly社の特許の価値を検証してみる

Maplatの基本原理の申請中特許ですが、無事公開されていました(特開2019-91147)。 6月半ばには公開されていたというのに、審査請求しないといけないのに弁理士さんちゃんとチェックしといてくれよ...週1回くらいはチェックする言うとったやんけ...と言うわ…

[特許共同出願者募集その1]Maplat、Strolyなどで用いられるGCP登録の機械学習自動化手法案

MaplatやStrolyで古地図を扱うには、GCP(Ground Control Point)と呼ばれる、古地図上の座標と正確な地理座標を対応づける対応点データを多数整備する必要があります。 この対応点数点の周りでベクトル計算をすることにより、座標変換計算をするのが古地図座…

Maplatが「線を線に変換する」新機能に対応しました。実証サンプルとして宇野バスのバス運行路線図Webアプリ作成。

私の開発している古地図絵地図アプリMaplatですが、Maplatリリース0.5.2以降、MaplatEditorリリース0.3.2以降で、「線を線に変換する」機能に対応しました。 どういうことかというと、これまでのMaplatは古地図と正確な地図の対応を、例えば交差点と交差点と…

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