Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

Google Maps API有料化とか大騒ぎなのですが

Google Maps API有料化の詳細発表、該当ユーザーは2012年初めに強制課金開始 -INTERNET Watch Watch

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大騒ぎだけど、昔はこれが当たり前、というかもっと酷かったんだよね。
2002年頃、地図もパクリ、住所ディレクトリも検索もPOIもパクリ/スクレーピング、の勝手4キャリア対応ケータイ地図サイト作ってた時の事だけど、いつかは生業にできればなと思っていたので正規にライセンスしてもらえないか某地図サイトさんに相談した所、こちらの趣旨を本当によく理解して下さって、出た言葉が

「判りました!そういう事であれば、大負けに負けて、月間1000アクセスまでで月額2万円でどうでしょう!」

…本当に超勉強してくれたのですが、もちろん全く契約無理でした。
それに比べれば、Google Maps API有料化なんて、「無料枠」がある分まだ全然救われてますわ。

地図の作成や、鮮度保持って、本当に金かかってるんで、むしろ今までの方が幸せだったんだと。
それが嫌なのであれば、鮮度犠牲にして使うなり、世界中の同じ粒度はないけど(これは電子国土でも同じだが)YOLP(地図):YOLP(地図) - Yahoo!デベロッパーネットワーク使ったり、或いはOpenStreetMap Japan | 自由な地図をみんなの手に/The Free Wiki World Mapに協力するなりすればいいんじゃないですかね。

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