Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

ちずぶらり対抗技術の名称、高橋徹さんが命名したMapBlarijに決定

以前の記事で書いた、ThinPlateSplineJSで一部実現し、さらに発展させようとしている技術の名称、何がいいかなと思ってたんだけど、ふとひらめいた。
MapBlarijがええやん!
これはいい!これにしよう。

MapBlarijって何やねん、というと、あまりに酷いので(笑)、センスのあるオランダ人デザイナの方にStrolyという名前に変更される前の、センスの微塵もないちずぶらりの英語名称
今でもググると少し出てくるね

命名したのは、素晴らしいセンスの持ち主の天才デザイナ、ATR Creative チーフプロデューサで総務省ICT地域マネージャの高橋徹
実に味わい深い、素晴らしいセンスじゃありませんか?

  • 「ぶ」"Bu"を母音抜けば外国語っぽいよね、的な安直さ
  • ラ行音にLとRを両方混ぜてみて…何?日本人的コンプレックス?
  • ijって何?最初、Blaryのイメージだったんだけど、オランダ人同僚(Stroly命名者とは違う人)から、yは元々ijから来てるんだよ、と教えてもらって、それだ!それで奇を衒おう!的なアホっぽさ

さすが英語が割と堪能なだけあって、英語の苦手な私には判らない国際感覚に溢れてます
素晴らしい。
命名当時は私も入社したばかりだったので、一応軽い反対はしましたが、どうしてもそれでいく、というのでもうまあ仕方ないかなと。

で、さすがにアホっぽさを別のオランダ人同僚に指摘されたか、恥ずかしくなって捨てたのだと思いますが、
その彼の命名した英語名を、それじゃこちらで使わせていただこうと。
もちろん、彼のアホっぽさを末世まで語り継ぐためですね。
やべ。俄然やる気でてきた。こりゃ後世に残る技術にしなきゃ。

ちずぶらりの中にいた頃、散々彼にセンスのない実務者扱いされたので、そのセンスのない実務者の築き上げた技術体系に、おんぶに抱っこで勝負してる彼のちずぶらりと、
センス溢れるスーパーデザイナの考案した名称を引っさげた新技術、MapBlarijの真っ向勝負ですね。
こりゃいいわ。
ちずぶらりが世に残っても、「ああ、あれ俺が築き挙げた技術ですし」と言えるし、MapBlarijが負けた事は「やっぱセンスのない名前付けたらダメですねー」と言えるしね。

というか、専門じゃないし判らないのでミュージアム分野での業績とかは保留しときますけど、ある程度は判るアプリ分野とかでの彼のやる事見てても、実際問題本当にセンスないしね。
ビジネス戦略組めるわけじゃなし、決断や判断できるわけじゃなし、実装はできない、情報は集めない、絵もかけなきゃペーパープロトタイピング的な事も出来ない、動くものがないと施策を考えられない…。
MapBlarijの命名以外にも、たとえばちずぶらりのロゴとか、英語版はちゃんと絵の描ける、Stroly側の命名者のオランダ人デザイナがデザインしただけあって、悪くはないんですよ。
震災記憶地図のサイトとかアプリとかでも、要所要所で露出して適切に活用されてるし。

これのことね。

でも、実はこのロゴ、日本語版もあるんですよ。
見た事ないでしょ?実はちずぶらりの左下ボタン、SNS等連携機能からのスクリーンショット機能にだけついてくるんですが、

これの右下。
なんじゃこりゃ!の奇を衒った書体の謎の日本語版ロゴ。
こんな日本語ロゴがいいと思ってるセンスが????だし、また、仮にいいと思ってたとして、ロゴであれば商品の顔だから製品イメージとして活用すべきであるのに、こんなところで誰にも認知されていないロゴを突然出してくる意図も意味も判らない。
高橋徹氏のセンスって、こんなもんですよ。

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