Code for History

"Code for History"はIT技術を歴史学上の問題の解決に使うコミュニティです。強調したいのは、我々にとってIT技術は「手段」であって「目的」ではありません。「目的」は歴史学上の問題を解決する事であって、必要であればITでない手段も活用します。常に最優先なのは、問題を解決することです。

総務省ICT地域マネージャー、高橋徹による『瀬戸内国際芸術祭2013』アプリがちずぶらり技術製であるという発表は虚偽であること

嘘吐けwwwコラっww

開いた口が塞がりませんでした。

経産省総務省主催で昨年11月に、大阪のグランフロントで行われたイベント「オープンデータ・アイデアソン in 大阪」で、講師として招かれていたATR Creative社所属で総務省ICT地域マネージャーでもある高橋徹氏が「情報デザインと地図:オープンデータの活用プラットフォームとしてのイラスト地図の可能性」と題して発表されたのですが、その時の資料がこれ。

同社の「ちずぶらり」技術の応用事例として、瀬戸内国際芸術祭2013の公式アプリが掲載されていたのです。
後で確かめてみると、同社の実績ページにも、ちずぶらりの成果として挙げられていましたが、これ、ちずぶらりじゃないんですよね…。
TMSという、全く別の技術なのです。
一見よく似てはいても、ヘリ空母揚陸艦くらい、原理も用途も違う代物です。


どうでもいいじゃん

よく似てて素人には見分けがつかないんだからどうでもいいじゃんって?
そう!まさにその通り!どうでもいいんです。が、どうでもいいが故に、どうでもよくないのです。

素人目どうでもいいぐらいよく似ていて、またデータ作成のベースとなる情報も使い回せるにも関わらず、原理が違うので使える用途が全く異なるちずぶらりとTMSの両技術ですが、
それゆえに両者を使い分けられる技術にちずぶらりを発展させれば、適用できる市場も用途も広がるので、TMSもシームレスにハンドリングできる技術を開発すべきというのが、私のちずぶらりの中にいた頃の主張だったのです。
それに真っ向から反対し、GISのようなセンスのない既存技術などちずぶらりと混ぜられるか、と拒否したのが高橋徹氏で、大喧嘩になったのです。
彼と衝突したのはこれだけではありませんが*1 *2、こういった衝突が遠因で、2012年初頭に騙し討ちにあい、私はATR社を解雇される事になりました。

そういった人一人の人生を危うく路頭に迷わせかねないレベルの事をしておきながら、その原因となった自ら否定した技術を、虚偽で自分たちの技術、と言っているからどうでもよくないのです。

友人とも衝突した

ATR Creative社の中には、友人がいました。
解雇された時、友人に伏して頼みました。
TMSとちずぶらりを融合させるべき、といった主張で衝突した事も一因で辞めさせられたのだから、絶対にATRではGIS、特にTMSを使った開発はやらないでくれと。
TMSを使った開発をやりたいなら、社外で一緒にやろうと。
友人は承諾してくれました。

が、友人はATR Creative社の中で、TMSを使った開発〜瀬戸内国際芸術祭2013アプリ〜を始めてしまいました。
話が違うじゃないか!と私は彼に詰めより、衝突して疎遠になってしまいました。
最近ようやく再度会話をはじめ、向こうの言い分も確認できたのですが、私も詳しくどういう言い方で頼んだかまでは覚えていないのですが、「ちずぶらりとTMSを混ぜるな」的頼み方をしたようで、TMS独自の開発ならばいいだろうと思っていたところ、私が責めたので、拡大解釈してくる私に対し不信感をもった、という事だったようです。

が、友人は本当に人がいいので気付かなかったのかもしれませんが、私はいろんな奴を見てきているので知ってました。
TMSを使った案件を始めれば、高橋徹のような類の人種は必ず、過去の自分の言動すら恥じずに、素人には判らないのをいい事に自分の成果として混ぜ込むであろう事を。
位置情報詐称対策技術の提供を人事評価で評価しないといい、それならば外部で評価を得るためにブログ等で技術を書き始めたら社内で使っている技術を外に出すなと言い、そんなら辞めますわー、というと辞めてもブログとかで技術の更新教えてくれますよね、と言って恥じなかった某社のマネージャー。
同じく位置情報詐称対策技術を評価しないと言うのに加担していたにも関わらず、俺が辞めた途端別に本質何も理解してないくせに、シンポジウム等で詐称対策の技術が大事でしてね…とか訳知り顔で話し出した某社取締役。
まあそういう輩は世の中に腐る程いるのを見てきているので、高橋徹も、最初ちずぶらりと関係なくTMSを使おうが、後からこれもちずぶらりです、等と言い出す類の人種であるという事は、判っていたことです。

さすがにこの事例を紹介して、ほら、TMSでやったはずの案件がちずぶらりとして紹介されてるでしょ、私が最初から恐れてたのはこれだったんだよ、と伝えると、私が懸念していた事を友人も納得してくれたようです。
まだその後会ってませんが、ようやく関係も改善できそうです。

とりあえず時々ジャブを打っておかないと

過去に言った事もやった事もなかった事にされて、金になりそうだと思ったら恥も外聞もなくなし崩しにやってきかねない人間なので、
「こら!高橋徹!お前はGIS分野に近づくんじゃねえ!ましてやTMS使って嬉しそうに成果に挙げるんじゃねえ!」
と、たまにこんな記事でジャブ打っておかないといけません。

*1:他に、親会社の大株主から赤字解消の大号令がかかり、親会社社長直々にコストダウンと黒字化の厳命がくだったので、より一層事業を効率化して黒字化を目指そう!と私が社内に号令したところ、高橋徹氏が効率化などしたらクリエイティビティを阻害する!と言い出しての大喧嘩とか

*2:半年間チーム皆で開発してきて、デッドラインまで1週間になった新機能を、高橋徹氏が突然「この機能をやっぱり見直したい」と言い出して、私が「見直すのはいいですが、それであればあなたの責任でデッドラインを延ばしてください。でないと皆が残業を強いられる事になります」と問いただしたところ、それには答えずに「君はそうやっていつもセンスのない実務で創造性の邪魔をする」とか何とか言い出しての大喧嘩とか

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